14時までのパートだから子どもは学童に入れませんでした。
普段は自分のほうが早く帰宅するから子どもを迎えられて安心だけど、半日授業や、午後に自分の用事が入ったときに留守番をさせるべきか迷います。
一時的に預かってくれるサービスはあるのかな?
こんなお悩みを解決するために次の内容を紹介します。
・小学生の一時的な預かり場所の選択肢
・留守番させるときに注意すること
・事前に準備しておくこと、気を付けること
学童以外の小学生の居場所4選
筆者は14時30分までの仕事をしています。半日授業の日や夕方に自分の用事ができた時、幼稚園は預かり保育(延長保育)があったけど、小学生は預け先を探すのに一苦労します。
学童に入れない子どもはどうするか。そんな時の選択肢を4つご紹介します。
身近で安心な協力者にお願いしてみる
まず思い浮かぶのは、身近に頼める人がいるか!?ではないでしょうか。親・祖父母・兄弟姉妹、ママ友がぱっと浮かびますね。
やっぱり両親・義両親・自分の姉妹はお願いしやすい
ママ友に頼むことについては「身内以外に預けるのは申し訳ない」という思いもありますよね。
もちろん、いきなり「預かって」は失礼ですが、普段の関係性によっては短時間・たまにであれば快く引き受けてくれるケースもあります。
私にも子どもを預かる・預ける仲のママ友がいますが、困ったとき助け合える存在として本当に心強いです!
普段から仲良くしているママ友がいれば一度相談してみてください。
その際は相手の負担にならないよう、以下のことを気を付けましょう。
・相手に預かりの時間帯を伝える。
・子どもと、守るべきことをしっかり約束する。(家のものを勝手に触らない。困ったら相談報告する。など)
・子ども自身の飲み物や食べ物はもちろん、相手の子どもと遊べるような折り紙・塗り絵など持参するとよい。
また、お礼をどうするかも気になりますよね。
筆者達の場合、初めは数百円のお菓子等をお礼として用意していました。あまり高価なものだとお互いに気を遣うのでスーパーのお菓子やコンビニスイーツが多かったです。
しかし今では、ママ友同士で「お礼の物品は無しにしよう」と取り決めました。
この辺りはママ友同士の関係やお願いの頻度にもよるので一概に言えませんが誰に頼む場合も、甘え過ぎないよう、また負担を増やしすぎないような気遣いをもちつつお願いしましょう。
ファミサポの利用の仕方
ファミリーサポート、って聞いたことありますか?
自治体によって名前は違うこともありますが、住民同士の助け合いの精神に則り運営されている預かりサービスです。
利用者は「おねがい会員」として事前登録が必要です。
サービスを使用したい場合はファミサポ本部に連絡すると条件にあった「あずかり会員さん」を紹介してくれます。
地域や時間帯によって、1時間当たり600~1000円程(とおやつ等の実費)で子どもを預かってくれます。
細かい内容は自治体によって異なりますので確認して利用しましょう。
・小学校卒業まで利用可
・登録すれば誰でも利用可
(親の仕事以外でも利用可能)
・時間単位の料金制なので一時的な利用はお得
・事前に打ち合わせができ、預かり会員さんの人物像も把握できる
・急(当日)の依頼は引き受けられないところが多い
・預かり会員さんが近所にいない場合もある
・子どもによっては知らない人の家に行くことが負担になる場合がある
・頻繁に利用すると金銭的な負担が増える
参考までに、名古屋市・静岡市・藤枝市3市のファミサポのリンクをご紹介します。
公的施設で大人の目もある児童館を使ってみよう
学区内に児童館はありませんか?
小学生は子どもだけ(保護者同伴不要)で利用できる児童館も多いです。
留守番はまだ怖い、どこか大人の目があるところで、という場合には児童館で遊ばせておくという手があります。(※職員さんは常駐していますが、子守をしてくれるわけではありません。)
親やママ友にずっと預かりをお願いするのは、という場合は児童館も選択肢だね
利用者が多い児童館だと、知ってるお友達も来てて、一緒に遊べることも^^
子どもだけで利用する前に、必ず親子で訪れ、施設の決まりや雰囲気を把握してください。
利用時に住所・学校名・名前を書く場合も多いので、子どもが対応できるようしておくことも必要です。
筆者の子も小学2年生の時に一人で利用したことがあります。過去に何度も親子で訪れた施設ですが、娘は「一人だと緊張する!」とのことで、一人で利用の少し前に親子で訪れシミュレーションしました。
約束ごとしっかり決めて、留守番デビューをしてみよう
小学生になればこの機会に留守番デビューも選択肢です。
「子供にカギを持たせる」「1~2時間の留守番」を何歳からさせるかは家庭によって様々です。
筆者の周りでは、「兄弟児の有無や年齢による」「電話が使えるかによる(携帯持たせる・固定電話あるから使い方覚えさせる)」「1~2時間くらいなら」といった声がありました。
ほかにもこんな声もあり、家庭によって様々な様子がうかがえます。
とても心配だけど、たまの事だからやむを得ず留守番させている
お兄ちゃんがいるから下の子は小1だけど平気だよ。
準備なしでの留守番は子どもにとっても負担が大きいので、事前に必ず練習をしてください。
特に用事がない時に子どもに留守番させ5分出かけてみる。というところから始め、10分15分と伸ばしていきます。初めは本当に出かけずに、家の近所で様子をうかがうのがよいでしょう。何度か練習すれば子どもの自信にも親の安心にもつながります。
留守番時の大事な約束として
・人が訪ねてきても玄関を開けない
・火を使わない
上記は必須です。
筆者は「小学生の留守番はまだ怖い」と思ってしまうタイプでしたが、ベネッセさんのアンケート記事を読んで低学年でも留守番する子がとても多いことを知りました。
子どもだけで留守番をしたことがあるか伺ったところ「ある」という回答が86.1%を占めました。また、頻度についても、33.1%が週に1回以上という、高い頻度で子どもだけで留守番をしていることがわかります。ただし、1回当たりの留守番の時間は3時間未満が85.3%と、比較的短時間ですんでいるようです。
約束事がポイント 子どもだけのお留守番|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)
預けるときの事前準備と考えておくこと
子どもを預ける場合は以下のことを準備しましょう。
子ども自身としっかり話し合う
・「〇時に迎えに行く。○○は必ず守る」等、理解してもらう。
・自分のことは自分でできるよう普段から練習しておく。
緊急連絡先を書いた紙を持たせる。
・アレルギーや服薬についても記載する。
我が家では、親の連絡先を書いたメモを子どものかばんのポケットにいれてます。
預ける人の負担を減らすよう、伝言は簡潔にわかりやすく用意
・長々口頭で説明されても伝わりません。紙に書く、メールで事前に伝える等、工夫しましょう。
まとめ
小学生の預け先は探すのも一苦労、お願いするのも一苦労です。
・知り合いに預ける場合は、気遣い忘れずに。
・ファミサポ利用は事前に登録と利用規約の理解をする。
・児童館は下調べを兼ねて事前に訪れる。
・留守番は短時間の練習からスタートする。
どの選択をする場合も、子の負担・親の負担・金銭的負担・なにかしらの負担が出でしまいます。うまく折り合いをつけて負担が少しでも少ない選択をしたいですね。
この記事にたどり着いてくださった方は、少なからず「預けけるのは気が引ける」と感じているママだと思います。
なんでも一人で抱え込みすぎず、預かってくれる方への感謝、頑張ってくれる子どもの成長を大切にし、少しだけ周りに甘えても大丈夫だと思いますよ。
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