もうすぐ1年生!
子どもにとって「1年生になる」というのはとっても大きな変化です。楽しみと同じくらい緊張・不安もあると思います。
子どもには心身ともに健やかに過ごしてほしいのが親心ですよね。
この記事では子どもにとっての【小1の壁】とその対応策を紹介します。
新生活の不安や緊張をへらせるよう、入学前に練習しておくと安心なことをまとめました。
子ども目線の壁は大きく分けて3つあります。
◆自分のことは自分でやる(生活力)
◆勉強が始まる
◆環境の変化による心身の負担
新生活が始まる前に対策しておくと負担を少なくできます。
入学前に少しずつ準備しましょう!
【自分のことは自分でやる】がすごく増えた
筆者が感じた園生活との1番の違いは『自分のことは自分でやる』です。
・自分のことは自分でやる。
・困ったときは聞きに行く。
ができると安心です。
筆者が【子ども自身ができたらいいな】と思ったことをまとめました。
・ひらがなで書かれた名前が読める
・体調が悪いときは申し出る
・ランドセルを自分で背負える
・和式トイレが使える
・食べこぼしを自分で片付ける
・水筒が空になったら対応する
・パック牛乳を上手に飲める
・箸が落ちたら自分で洗う
・傘のベルトを留める
・レインコートを自分でしまう
・折り畳み傘を使える
偉そうにたくさん書きましたが、我が子は結構つまずきました。
生活力をアップさせるとアクシデントを防ぐこともあるよ!
日常生活に関わること
靴箱や机などは名前が書いてある場所を使うことが多いので、名前(ひらがな)は読めるようにしておきたいですね。
トイレは学校によりますが、和式があるなら練習必須です!
トイレはできないと困るので早めに練習を!
公民館・公園など、和式トイレがある場所で練習が◎
また、荷物の入ったランドセルは背負うのにコツがいります。朝は親が手伝えますが、下校時は自分で背負うので練習しておくといいですよ。
肩ベルトを背負いやすい長さに調整してあげてください。
飲食に関わること
水分をよく飲む子は水筒がカラになりやすいです。(学童へ行く子は特に)
筆者の子が通う学校では水筒が空になったら、水道水を自分で補充します。
昨今は暑い期間が長い!
熱中症にならないためにも、水分の確保は大切!
おかわりのお茶の提供がある学校は珍しいので、自分で水道水をいれれるように練習するか、今より大きいサイズ水筒の用意をおすすめします。
また、給食をこぼした場合、対応できそうでしょうか。
食べこぼしが心配ならウエットティッシュを持たせましょう。
子が通う学校は服が汚れたら体操着に着替えるルールで、着替えを常に教室に置くように言われています。学校の決まりに合わせて着替えもあると安心ですね。
盲点!雨の日の支度
4~6月って意外と雨が多いです。通学に慣れるまでは、傘でなくレインコートの1年生も多いです。
しかし、学校に着いたら、そのレインコートを自分で片付けないといけません。学校によってはレインコート干し場があるようですが、ない場合は自分で畳んでしまう必要があります。
また、置き傘を推奨している学校の中には、スペースの問題で「置き傘は折り畳み傘で」という学校もあります。その場合は使えるように練習しておくと安心ですね。
余談ですが、
低学年はホント傘を壊しやすい!家に新品をストックしておくといいですよ◎
100均に売っている傘補修用のシールもあると便利!
読み書きはどこまでできると安心か
ひらがな・カタカナ・数字はある程度よみかきできると「勉強ができる」という自信に繋がります。
とはいえ授業で教えてくれるので、できなくても心配無用です!
個人的には、自分の名前を縦書き・横書きで書けるといい!と感じました。
実際、子どもが自分で名前を書くことがとても多いです。学習プリントにはまず名前を書く欄がありますし。
しかし、プリントの名前欄はマス目がなく枠のみのため、子どもにとっては書きにくいんです。
名前欄に収まる配分で氏名を書くのは案外難しい…
ウチの子は名字を大きく書きすぎて名前が入りきらないこと多く…名前だけでやたら時間が掛かりました。
名前は書く頻度が高い!
縦書きも横書きも練習しておくと、子どの「できた」につながるよ!
通学路の確認と朝のリズムは親子で取り組もう
朝のリズムを整える、通学の練習をしておくことも、とても大切です。
実際の登校リズムに合わせて、春休み中に『起床・朝ごはん・身支度』の練習しましょう。
他の家族の生活リズムも変わるので、早めに整えよう!
また、特にお伝えしたいのが、通学路は歩いてほしいです!
事故防止のためにもめちゃくちゃ大事です!
親子で一度は歩いてほしいです!
実際に歩きながら交通ルールや危険個所の確認をしましょう。
・歩道が狭い場所
・自転車、車が多い場所
・横断箇所
・信号、階段
・見通しの悪い場所
我が家では、ランドセルを背負わせて練習したところ、重さからか猫背気味になってしまい横や後方確認がしにくそうでした。
また、このタイミングでカーブミラーの見方も教えました。
もしできれば、傘をさして歩く練習もおすすめです。
傘をさしての登下校はより注意が必要ですし、ランドセルが傘に入らずカバーを買った方がいい、と気づきがあるかもしれません。
筆者の子は入学時の身長は115㎝で、55cmの傘を買いました。
傘が大きく感じますが、ランドセルも濡れないようにするにはこれくらい必要と感じました。
強い雨の日は雨用ランドセルカバーも併用し、替えの靴下も持たせてます。
まとめ:子どもの「できた」につなげるために
この記事で紹介したことは、「入学前に必ずできないといけない」わけではありません。
むしろ完璧にするのは難しいです。
一方で、新生活を迎えた子どもにとっては、ちょっとしたことが負担や疲労に繋がるのも事実です。
子どもの「自分で出来た」を増やしておくと、小学校生活のつまづきが減り、楽しく通いやすいです。そのためにも、少しずつでいいので練習してみましょう。
無理のないペースでいいので親子で準備をすすめてくださいね。
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