子育て支援員研修とは?(受講してみたin静岡県藤枝市)

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「子育て支援員」って聞いたことありますか?(私は自治体のチラシで知りました)

数年前に「保育園落ちた!日本○○!」というツイートが話題になりましたよね。保育の受け皿を増やすのはなかなか大変なようです。

保育士や幼稚園教諭とは別に、保育の補助的な部分を担えるポジションを作って少しでも担い手を増やそう!とできたのが「子育て支援員」です。

「子育て支援員」になるには、国の定めた研修を受ける必要があります。

子どもとよく行った子育て支援センターや、お世話になった預かり保育の施設にも、支援員の方がいたかもと思うと、知らずのうちにお世話になっていたのですね。

2021年に支援員研修を受講したので支援員の概要や、受講のメリットをまとめました。

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子育て支援員について

子育て支援員とは

冒頭にも書きましたが、保育の担い手の育てる目的で作られました。

・保育、子育て支援をより充実させたい!
・施設や支援も多様化が進む
・そのためには人材も必要だ
・全国共通の制度を作り、人材育成を図ろう!

この「人材」=子育て支援員、「育成」=支援員研修ということです。

厚生労働省の資料にはこのように書いてありました。

多様な保育や子育て支援分野に関しての必要な知識や技能等を修得するため の全国共通の研修制度を創設し、これらの支援の担い手となる「子育て支援員」の養成を図る。

地域や家庭の多様な子育て支援 (mhlw.go.jp)

どうしたら子育て支援員になれるのか

「子育て支援員研修」を受講し認定してもらいます。

自治体開催も増えています。広報や市のHPで研修開催のお知らせが出ていることが多いと思うのでチェックしてみてください。

全国で通用するので、一度認定されれば引越したとしても、転居先でも就職先を見つけやすかもしれません。

研修(実習含む)に最後まで参加し、レポートを提出することで、認定証を発行してもらえます。

私の住む市では、なんと受講料ゼロ円だったので、必要なお金はテキスト代2,750円だけでした。

なぜ無料?あとで何か損する?といった心配は無用です。
保育の担い手を増やして、その地域での子育て支援の充実につながるように、受講料を負担してくれる自治体が多いからです。

様々なコースがあります

大きく分けて4種類のコースがあります。
共通の基礎研修を学んだあと、コースごとに異なった専門研修が用意されています。

 ◆放課後児童コース
 ◆社会的養護コース
 ◆地域保育コース
 ◆地域子育て支援コース

   

実務経験がないと受講できないコースもありますが、自治体開催のものは、誰でも受講できるコースを開催していることが多いです。

私はが受講した「地域保育コース(地域型保育)」の主な内容は、乳幼児の保育についてでした。
ちょうど園児の娘がいるので、保育の基礎知識がない私もとっても想像がしやすく、内容もスッと入ってきました。

保育士・幼稚園教諭じゃなくてもうけれるの?

結論から言うと大丈夫です。

現に私は、保育系の勉強も仕事も無縁で生きてきました。
子どもはいますが、受講時は自分の子しか世話したことありませんでした。
(2022年追記:支援員資格取得した後、保育補助の仕事に就けました!!)

受講前は心配で、保育の予備知識ゼロでも大丈夫か、と市役所に問い合わせたくらいです。

まったくの初心者ですが

大丈夫でしょうか?

ちろんです!

どなたにも理解いただきやすいような内容・カリキュラムが組んでありますのでご安心ください。

是非ご参加をお待ちりております!

市役所の人に「大丈夫」と言ってもらえ安心し、そのまま申し込み。

実際受講してみて感じたのは、初心者の私でも理解しやすい内容で、久しぶりの勉強を楽しいとさえ思えました。

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受講するメリット

せっかく受講するならなにかメリットが欲しいですよね。

どんなことを学ぶ?

私の受けた地域保育コース(地域型保育)は小規模保育園や企業内保育園等、の事業にかかわる人材育成のコースです。

・乳幼児の発達
・乳幼児の生活と遊ぶび
・病気・事故防止・衛生管理
・保護者とのかかわり方
・保育倫理やリスクマネジメント   などなど・・・幅広い内容でした。

講師の方はテキストに沿うだけでなく、具体的な事例を挙げて話してくださったり、グループワークでほかの方の体験談を聞く機会も多く、「生の声」をたくさん聞けたで退屈しませんでした。

役に立つの?

筆者の場合、子育て真最中ということもあり、すぐに自分の子育てに役立ちました。

子どもとのかかわり方を見直すきっかけにもなったし、事故防止や手作りおもちゃなんかはすぐに家庭で実践できました。

また、ほとんどの受講者がすでに保育に携わっている方だったので、現場の様子をたくさん聞けて、保育にかかわる仕事のイメージが具体的になりました。

そして実際、保育補助の仕事に就くこともできました!

受講生に求人を紹介してくれました

研修の終盤、市の職員さんから、スタッフ募集している保育施設の紹介がありました。

また、受講アンケートの中に「保育事業者から今回の研修を受けた人の紹介依頼があった際は、情報提供してもよいか」という問いがありました。

就職を斡旋してくれるわけではありませんが、橋渡しのようなことはあり、就職希望の場合はメリットが大きいと感じました。(※求人紹介は自治体によって違いがあるかもしれません)

まとめ

子育て支援員は、地域の保育の担い手になれる資格です。
就職につながりやすいですし、自分の子、友達の子、地域の子との接し方にも役立つ知識が学べます。

スケジュールの確保は苦労しましたが、久しく「学ぶ」から遠のいていた筆者にとっては、とても刺激のある経験となりました。

内容もコスパもよくママにぴったりの資格なので、これから何か勉強したいという方にとってもオススメです。

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