秋はどんぐりの季節!といっても過言ではないくらい子どもが夢中になるどんぐり。
たくさん拾ったはいいけれど、その後どうするか、迷うことはないですか?
どんぐりを貯金のように預けることができる「どんぐり銀行」というプロジェクトを紹介します。
★どんぐり銀行の仕組み
★どんぐりの預け方と注意事項
集めたどんぐり
どうしてる?
おままごとに使うか、家の中で散らばってる。
増えすぎて困るし、衛生的にも気になる。
拾うのは楽しいけど、子どもは捨てないでって言うし
その後の処理に困っちゃう。
増えすぎたどんぐりは、
どんぐり銀行に預けてみたら?
どんぐり銀行?預ける?
預けるとどうなるの?
それはこの後、順番に説明するね!
大量のどんぐりは銀行に預けよう
どんぐりを拾うのってワクワクしますよね。夢中になって拾うとあっという間に袋いっぱい!
小さい子でも楽しめるので、我が家では子どもが歩けるようになった頃から秋になるとどんぐり拾いを楽しんでいます。しかし、拾うのがメインになり、その後はあまり出番がありません。
特に、家の中に持ち込むとなると、衛生面や誤飲が心配です。
工作も定番だけど、どんぐりに穴をあけて工作するのは結構大変ですし、おままごとに使えばかたづけ忘れて、ある時踏んで絶叫!ないですか??
虫の心配もあって、最終的に袋ごとポイなんてこともしょっちゅうです。
我が家のように、拾って満足している親子にお勧めしたいのが、「どんぐり銀行」というサービスです。
サービスの内容と仕組みを紹介します
その名の通り、お金の代わりにどんぐりを預ける銀行です。
通帳も発行され、ドングリ1個=1Dで残高表示がされます。100D貯まると苗木として引き出せます。家に植えてもいいですし、家には植えられないという場合は、銀行本店のある高知県の山に植えてくださいます。
みんなで拾ったどんぐりで、緑を増やそう!というコンセプトがなんとも素敵です。
今話題のSDGsにもつながりますね。
どんぐり銀行の利用の仕方
利用手順もとてもシンプル。
1、拾う
2、きれいなどんぐりを選定する
3、どんぐり銀行に持ち込む・もしくは郵送
3ステップで簡単なので子どもが小さくても一緒に楽しめます。
「捨てないで」という娘たちも「捨てるんじゃなくて、木に交換してもらってお山が増えるよ」と話したら納得してくれました
本店があるのは高知県。また、全国に30か所以上の出張所があります。
ドングリを持ち込む場合は、本店・出張所どちらでも受け付けてくれますが、郵送は本店のみの対応です。
実際にどんぐりを預けるときの注意点
我が家では空になった500mlのペットボトルをもって出かけます。袋より持ちやすく入れやすいし、透けていて拾った量がわかるので「今日はこの線のところまで」と決めておくと延々になりません。
新鮮などんぐりの選定方法
どんぐり銀行へ預けられるどんぐりはいくつか条件があります。
・水に入れたとき沈む(浮くのは中身がスカスカで発芽しない)
・割れや穴あきの無いもの
新鮮などんぐりを分けるのはとても簡単です。
バケツに水を張り、その中にどんぐりを入れるだけです。
実際にやってみたら3分の1以上浮きました。
浮いたものは捨て、沈んだものはササッと洗って干します。
持ち込みor紙袋に入れて郵送で預け入れ
銀行に預けるには2つの方法があります。
①本店か出張所へ持参する
②本店に郵送する
残念ながら近いところに店舗がありませんので、今回は郵送で口座開設をしてみます。
郵送の場合、
・ドングリを紙袋に入れます。
・住所・名前・電話番号・ドングリの個数を書いたメモ紙を同封します。
これでOKです。
今回は約240個のどんぐりを送りますが、長女も次女もそれぞれ通帳を欲しがるので、2つにわけました。
2つの紙袋に120個ずつつめ、それぞれに個数と名前を書き、それをひとまとめにして郵送しました。全部詰めるのにまち付きのA4封筒がジャストサイズでした。
重さが結構あったので、普通郵便でなくレターパックプラスで送りました。送料は520円でした。
通帳が届き植樹活動に参加!
ドングリを郵送してから2週間ほどで通帳が届きました。
電話で問い合わせた際に、「この時期は送ってくれる方が多いのでお待たせするかもしれない」と言われたのでタイミングによってはもう少しかかることもあるかもしれません。
通帳には手書きでどんぐり残高が記載してありました。
今回長女も次女も100D以上預けたので、苗木として引き出せます。
子どもたちは「家にどんぐりの木が欲しい!」と言いますが、植える場所がないので、本店のある高知県大川村に植樹してもらうことにします。
まとめ
どんぐり銀行とは、拾ったどんぐりから苗木を育て、山の緑を増やし守ってくSDGsな活動です。
拾う、選定、持参(もしくは郵送)の3ステップでどなたでも簡単に参加できます。
拾ったどんぐりの使い道がない方、どんぐり銀行に預けてみませんか。
どんぐりが木となり森の一部になると思うと、感慨深いですし、親子で自然の大切さを考える機会になりますよ。
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